この「接続に関する高度なトラブルシューティングガイド」を順番に進めて行けば、記事の一番下に到達するまでにお困りの問題は解消されるはずです。そうでなくとも、サポートチームが問題解消のお手伝いをする際、非常に有益な情報となります。いずれのステップも効果がなく、最終的にプレイヤーサポートへお問い合わせされる場合は、いくつかのログや診断データを取得して、ご提出いただく必要があります。これについては、後述の説明をご参照ください。
ファイアウォールのトラブルシューティング
難しそうで読む気が起きない?そんな方のために、「ファイアウォールのブロック解除」に関する解説ビデオ(英語)をご用意しました!
ファイアウォールの役割は大きく分けて2つあります。それは外部からの通信を制御すること、そして外部への通信を制御することです。ハッカーがコンピューターにアクセスできないようにするには、外部からの通信を制御します。ハッカーは通常、オペレーティングシステムやよく使うアプリケーションの不備を見つけて侵入します。
ファイアウォールの多くは、「ユーザー自身が行うこと」からユーザーを守るという仕組みで成り立っています。つまり、外部への通信を制御することによって、外部からの通信を制御しているのです。外部への通信は、システム上で実行されているアプリケーションによって行われます。例えば、ウェブブラウザ、リーグ・オブ・レジェンド、インスタントメッセンジャーなどは外部への通信を行いますが、通常、攻撃性はありません。
ファイアウォールをアップデートする
ライアットゲームズは多くのファイアウォール開発元に連絡し、リーグ・オブ・レジェンドを無害なアプリケーションとして、自動的に例外処理してもらえるよう依頼しています。ブロックの例外を適用するためには、お使いのファイアウォールを最新の状態に更新する必要があります。
ご利用されているファイアウォールの提供元サポートサイトで、最新のドライバーやアップデートを確認してください。
注意
開発元によっては、最新ウイルス定義への更新が有料となっている場合があります。
ファイアウォールを無効にする
問題の一番簡単な解決方法は、ご使用のファイアウォールをアンインストールし、無効化することです。この手順はトラブルシューティングのみを目的としたものです。
Windowsファイアウォールを無効化する
- 「スタート」をクリックします
- 「コントロール パネル」をクリックするか、探してクリックします。
- 「システムとセキュリティ」を開きます
- Windowsファイアウォールを開きます
- Windowsファイアウォールの有効化または無効化をクリックします(管理者のパスワードが必要な場合があります)
- ネットワークの設定でそれぞれ「Windowsファイアウォールを無効にする」を選択します
サードパーティー製ファイアウォールをアンインストールする
この手順で重要なのは、ご使用のファイアウォールを完全にアンインストールすることです。ファイアウォールは、無効化するだけでは接続をブロックし続けることがあります。問題の原因が明らかになれば、その後ファイアウォールを再インストールし、リーグ・オブ・レジェンドにネットワーク接続を許可するよう設定することも可能です。
ルーターのファイアウォールを無効化する(注意して進めてください!)
注意
ファイアウォールを無効にすることは、それが問題の原因であるかどうかを判断するための一時的な手段です。ルーターのファイウォールを無効化すると、悪質なスクリプトやソフトウェアからの攻撃を受けやすくなりますので、無効化の際にはご使用のルーターのポートを開放(下記参照)することをおすすめします。
ルーターのファイアウォールを無効化するには、ご使用のルーターの設定ページにアクセスする必要があります。設定ページにアクセスするには、ブラウザのURLバーに、デフォルトゲートウェイのIPアドレスを入力してください。デフォルトゲートウェイのIPアドレスや、ルーターの初期ログイン情報がわからない場合は、こちらのリスト(英語)から必要な情報をご参照ください。
手動でファイアウォールの例外にプログラムを追加する
ファイアウォールの例外リストに追加する必要のある、実行可能ファイルのパスは以下のとおりです。
- C:\Riot Games\League of Legends\LeagueClient.exe
- C:\Riot Games\League of Legends\LeagueClientUx.exe
- C:\Riot Games\League of Legends\LeagueClientUxRender.exe
- C:\Riot Games\League of Legends\Game\League of Legends.exe
- C:\Riot Games\Riot Client\RiotClientServices.exe
- C:\Program Files\Riot Vanguard\vgc.exe
注意
ファイアウォールには様々な種類やバージョンが存在するため、ここですべてのファイアウォールの設定方法を詳しくご紹介することはできません。リーグ・オブ・レジェンドの例外登録設定の方法がわからない場合、お手数ですがご利用されているファイアウォールの開発元にお問い合わせください。
通常は、次の手順で例外を登録できます。
- システムトレイにあるファイアウォールを右クリックして、オプションまたは設定画面にアクセスします
- 「例外」、「許可」、「アプリケーション」などのタブを見つけます
- そこに上記4つのプログラムを追加します。その際、「完全にアクセスを許可」する設定にしてください
DNSの設定
難しそうで読む気が起きない?そんな方のために、「ドメインネームシステム(DNS)のトラブルシューティング」に関する解説ビデオ(英語)をご用意しました!
パブリックDNSに変更する
インターネットサービスプロバイダーがデフォルトで設定しているドメインネームシステム(DNS)サーバーの中には、リーグ・オブ・レジェンドのランチャーが使用するサーバーエイリアスとうまく接続できないものがあります。ランチャーがパッチのダウンロードを開始しない場合、ネットワーク設定でパブリックDNSサーバーに変更しなければならないことがあります。この問題は、アメリカ以外の地域で発生が多く見受けられます。
注意
別の目的のために既にネットワーク設定を変更している場合、さらに変更を加えることで、インターネット接続に不具合が生じる可能性があります。元の設定に戻せるように、変更箇所の情報をメモに残しておいてください。
- Windowsキーを押します
- 「コントロール パネル」と入力します
- 「ネットワークとインターネット」を選択します
- 「ネットワークと共有センター」を選択します
- 左側のナビゲーションバーにある「アダプターの設定の変更」をクリックします
- お使いのネットワークアダプターを右クリックして「プロパティ」を選択します
- 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」を開きます
- メニューの下部に表示される、「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」を「次のDNSサーバーのアドレスを使う:」に変更します。
- それぞれの空白に、次のパブリックDNSサーバーを入力します:
- 8.8.8.8
- 8.8.4.4 - 「OK」を選択して変更を保存します
- すべてのウェブブラウザとアプリケーションを閉じます
- Windowsキーを押します
- 画面内で右クリックします
- 「すべてのアプリ」をクリックします
- 「コマンドプロンプト」を右クリックし、管理者として実行します
- 「ipconfig /flushdns」と入力してEnterキーを押します
- コンピューターを再起動します
- Windowsキーを押します
- 「コントロールパネル」と入力し、表示されたらそれを選択します。
- 「ネットワークとインターネット」を選択します
- 「ネットワークと共有センター」を選択します
- 左側のナビゲーションバーにある「アダプターの設定の変更」をクリックします
- お使いのネットワークアダプターを右クリックして「プロパティ」を選択します
- 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」を開きます
- メニューの下部に表示される、「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」を「次のDNSサーバーのアドレスを使う:」に変更します
- それぞれの空白に、次のパブリックDNSサーバーを入力します:
- 8.8.8.8
- 8.8.4.4 - 「OK」を選択して変更を保存します
- すべてのウェブブラウザとアプリケーションを閉じます
- Windowsキーを押します
- 検索バーに「コマンドプロンプト」と入力します
- 検索結果を右クリックして、「管理者として実行」を選択します
- コマンドプロンプトに「ipconfig /flushdns」と入力してEnterキーを押します
- コンピューターを再起動します
- 画面左上のAppleアイコンをクリックし、「システム環境設定…」を選択します
- 「ネットワーク」をダブルクリックします
- 左側から接続済みのインターネット接続を選択し、右下の「詳細…」ボタンをクリックします。
- 上のバーにある「DNS」をクリックします。
- 現在のDNSサーバーを削除し、次のパブリックDNSサーバーを入力します:
- 8.8.8.8
- 8.8.4.4 - 「OK」を選択して変更を保存します
- 右下の「適用」をクリックして変更を適用します
IPアドレスの開放/再取得、およびDNSキャッシュの削除(Windows)
- 「Windowsスタート」メニューを開きます
- 「cmd」と入力します
- コマンドプロンプトのショートカットを右クリックし、ドロップダウンメニューから「管理者として実行」を選択します。黒い画面に白い文字が表示されます
- コマンドプロンプトに「ipconfig /release」と入力します
- Enterキーを押します
- コマンドプロンプトに「ipconfig /renew」と入力します
- Enterキーを押します
- コマンドプロンプトに「ipconfig /flushdns」と入力します
- Enterキーを押します
- コマンドプロンプトを閉じ、インターネットに接続します
ポートの開放
難しそうで読む気が起きない?「ルーターのポート開放」に関する解説ビデオ(英語)をご用意しました!
ポートを開放する理由とは
ルーターのデフォルト設定で、リーグ・オブ・レジェンドのサーバーからの接続を受け入れるポートが閉じられていることがあります。この場合、手動でポートを開放する必要があります。
制限されたネットワークを使用している場合
大学キャンパス内などで、制限されたネットワークから接続している場合、以下のポートをネットワーク管理者に提供し、ポートを開放してもらう必要があります。ネットワーク管理者が追加の情報を必要としている場合は、プレイヤーサポートチームまでご連絡ください。
ステップ1:デフォルトゲートウェイとローカルIPアドレスを取得する
- Windowsキー + Rを押します
- 「cmd」と入力し「OK」を押します(Windowsコマンドプロンプトが表示されます)
- 「ipconfig」と入力します
- Enterキーを押します
- 情報のリストが表示されます。後で必要になるので、デフォルトゲートウェイとIPv4アドレスをメモしてください
- 画面左上のAppleアイコンをクリックし、「システム環境設定…」を選択します
- 「ネットワーク」をダブルクリックします
- 左枠の有効な接続(グリーンの丸アイコン)を選択します
- 右下にある「詳細」をクリックします
- 「TCP/IP」タブをクリックします
- 「ルーター」の隣に表示されているのが、現在ご利用のデフォルトゲートウェイアドレスです。あなたの固有IPアドレスは、「IPv4アドレス:」の隣に表示されます
ステップ2:ルーターの設定ページにアクセスする
- ウェブブラウザを開きます(例:Internet Explorer、Google Chrome、Firefoxなど)
- URLアドレスバーにデフォルトゲートウェイを入力します
- ここでパスワードとユーザー名が必要になる場合があります。これはルーターによって異なります。「OK」を押しても先に進まない場合は、ユーザー名に「admin」、パスワードに「password」と入力してみてください
- ルーターのデフォルトパスワードのほとんどは、こちらのリスト(英語)に記載されています
- 次のような名前のページへ移動します:ポート開放、バーチャルサーバー、NAT、アプリケーション
- 「ポートトリガー」は、「ポート開放」とは異なります。この2つはまったく別のものです
- 正しいポート開放画面には、情報を入力する場所がいくつか表示されます
- ポート開放の画面には、必ず次の項目が表示されます:ポート範囲(1つ)、プロトコル、ローカルIPアドレス、IPアドレス
- 、コンピューター
- 次の項目も表示されている場合があります:アプリケーション名、有効化のチェックボックス
- ポート開放の画面に次の項目が表示されることはありません:2つ目のポート範囲、外部のIPアドレスの範囲
- 前のページに表示されている、それぞれのポート範囲にエントリを作成してください。現在のポート範囲、プロトコル(UDPもしくはTCP)、ローカルIPアドレスを正確に入力してください
リーグ・オブ・レジェンドのゲームクライアント | 5000 - 5500 UDP、7000 - 8000 UDP |
パッチャーおよびMaestro | 8393 - 8400 TCP |
PVP.Net | 2099 TCP |
PVP.Net | 5223 TCP |
PVP.Net | 5222 TCP |
HTTP接続 | 80 TCP |
HTTPS接続 | 443 TCP |
Spectator Mode | 8088 UDPおよびTCP |
LoLボイス | 1024から65000のうちの50ポートを選択してください |
- ウェブブラウザを開きます(例:Safari、Google Chrome、Firefoxなど)
- URLアドレスバーにデフォルトゲートウェイを入力します
- ここでパスワードとユーザー名が必要になる場合があります。これはルーターによって異なります。「OK」を押しても先に進まない場合は、ユーザー名に「admin」、パスワードに「password」と入力してみてください
- ルーターのデフォルトパスワードのほとんどは、こちらのリスト(英語)に記載されています
- 次のような名前のページへ移動します:ポート開放、バーチャルサーバー、NAT、アプリケーション
- 「ポートトリガー」は、「ポート開放」とは異なります。この2つはまったく別のものです
- 正しいポート開放画面には、情報を入力する場所がいくつか表示されます
- ポート開放の画面には、必ず次の項目が表示されます:ポート範囲(1つ)、プロトコル、ローカルIPアドレス、IPアドレス、コンピューター
- 次の項目も表示されている場合があります:アプリケーション名、有効化のチェックボックス
- ポート開放の画面に次の項目が表示されることはありません:2つ目のポート範囲、外部のIPアドレスの範囲
- 前のページに表示されている、それぞれのポート範囲にエントリを作成してください。現在のポート範囲、プロトコル(UDPもしくはTCP)、ローカルIPアドレスを正確に入力してください
リーグ・オブ・レジェンドのゲームクライアント | 5000 - 5500 UDP、7000 - 8000 UDP |
パッチャーおよびMaestro | 8393 - 8400 TCP |
PVP.Net | 2099 TCP |
PVP.Net | 5223 TCP |
PVP.Net | 5222 TCP |
HTTP接続 | 80 TCP |
HTTPS接続 | 443 TCP |
Spectator Mode | 8088 UDPおよびTCP |
LoLボイス | 1024から65000のうちの50ポートを選択してください |
権限の設定
Windowsをアップデートする
「スタート」メニューから「Windows Update」を検索し、利用可能なWindowsのアップデートがすべてインストールされているかご確認ください。
UACを無効化する
- Windowsタスクバーに「UAC」と入力します
- 「ユーザーアカウント制御設定の変更」を選択します
- UAC設定のボックスで「通知しない」を選択します
- 「OK」をクリックします
管理者としてRiotクライアントを起動する
- Riotクライアントのショートカットを右クリックします
- 「プロパティ」を選択します
- 「互換性」タブ内にある「管理者としてこのプログラムを実行する」の項目にチェックを入れます
注:Riotクライアントを管理者として実行せずに、League of Legends.exeを管理者として実行すると、ゲームが適切に動作しないことがあります。
ログファイルの取得と提供方法
プレイヤーが遭遇した問題を解消する上で、サポートチームはご利用のハードウェア環境、ネットワークの状態、対戦への直近の接続情報などに関して、ログファイルの提供をお願いすることがあります。その際は、ログファイルを取得して.zipで圧縮し、ライアットのLoLサポートチームにご提供ください!各ログファイルは、以下の方法で取得できます。
それでも問題が解決しない場合
上記の手順をすべて行っても問題が解決しない場合は、前のステップで取得したログファイルを添えて、プレイヤーサポートチームまでお問い合わせください。接続の問題を解決し、再びサモナーズリフトへ戻れるよう、可能な限りお手伝いいたします!