Riot IDとは何ですか?
Riot ID?サモナー名?Riotアカウント?新しい単語が次から次へと出てきて、恐らく皆さんも混乱されていることでしょう。今後も複数ゲームへの対応を進めていく上で、まずは皆さんの疑問を解消しておきたいと思います。という訳で今回は、Riot IDについてのFAQをお届けします。
それで、Riot IDとは何なのですか?
Riot IDは「レジェンド・オブ・ルーンテラ」や「プロジェクト A」、「ワイルドリフト」、さらに今後のライアットゲームズのゲーム内で使われる(=他のプレイヤーから見える)プレイヤー名です。Riotアカウントのユーザー名と違う点は、Riot IDはゲーム内で表示される名前だということです。サモナー名のアップデート版のようなものとお考えください。
Riot IDは「ゲーム内で表示される名前」と「3~5文字の文字または数字のハッシュタグ」という2つの要素で構成されています。このハッシュタグの部分は普段ゲーム内では表示されませんが、フレンドリスト上ではマウスオーバーすると表示されます。名前の部分とハッシュタグは(両方同時に被らない限り)他プレイヤーと重複していてもよいので、ゲーム内での名前を決める際に好きな名前を使いやすくなります。またこの方法であれば、将来リーグ・オブ・レジェンドのサモナー名がRiot IDに置き換わる時も(これについては後述します)ゲーム内での名前を変える必要がなくなります。
Riot IDの変更方法は?
現在、Riot IDは30日経過するごとに無料でアカウントページ上から変更できるようになっています。ゲーム内で表示される名前だけでなく、タグの部分もカスタマイズ可能なので、より覚えやすいIDに変更することもできます。
サモナー名もRiot IDに置き換わるのですか?
いいえ!今のところはまだ、ですが。リーグ・オブ・レジェンドを産んだのは私たちですが、この子はとても大きく、そして複雑です。サモナー名からRiot IDへの切り替えには時間を要するでしょう。しかし2020年現在、他プレイヤーと被らない名前を設定するのがとても難しくなっていることもまた事実です。名前の後ろにタグを追加すれば、皆さんがそれぞれ長く愛用してきたサモナー名の独自性を保ったまま、全世界で固有のものにすることが可能なのです。
要約
ハッシュタグのシステムに切り替えることで、ゲーム内で好きな名前が(もちろん良識やルールの範囲内で)使えるようになります。名前もハッシュタグも、それ単体は固有のものでなくてよいため、「名前が被っていて使えない」という事態が減るはずです!
このシステムの導入にあたり、すべてのプレイヤーに「サモナー名」+「地域ごとのタグ」という組み合わせのRiot IDを発行しました。北米のプレイヤーの皆さんの中には、Riot IDの事前テストをご覧になった方もいるかもしれません(詳細はこちらの英語記事に記載されています)。「レジェンド・オブ・ルーンテラ」のベータに参加されている方は、ゲーム内の名前がすでにRiot IDになっているはずです。
Riot IDを変更する前にサモナー名を変更した場合は、Riot IDも自動的に変更されます。言い換えれば、アカウントページからRiot IDを変更するまでは、サモナー名とRiot IDはリンクしているということです。また、Riot IDを一度変更した後は、基本的にサモナー名とは別の名前として扱われます。そして将来サモナー名がRiot IDに切り替わった際は、その時のRiot IDが保持されます。
サモナー名の置き換えはいつ頃になりますか?
詳しい日時はまだお伝えできませんが、先にも述べたように、この変更には相応の時間がかかると考えています。2021年内を目処に考えてはいるものの、予定を狂わせる要素が星の数ほどあるため、詳細については今後の続報をお待ちいただければ幸いです。ともあれ、Riot IDは現在のサモナー名よりも自由度が高いシステムなので、「この切り替えのせいで現在使っている名前が使えなくなる」といったようなことは起こりません。ただ名前の後ろにゲーム内では表示されないハッシュタグが追加されるだけ、ということです。