改訂版 EU 決済サービス指令

2019年8月の終わりから、改訂版 EU 決済サービス指令(PSD2 とも呼ばれます)に準拠するため、ヨーロッパでの支払いシステムに変更が行われます。一番の変更点は「確実な本人認証」に移行することで、支払い取引に二要素認証が必須となります。なお、この二要素認証に用いる方法は、ご利用の決済サービスプロバイダによって異なりますので、ご注意ください。以下に、想定される状況を一部ご案内します。

  • 決済サービスプロバイダによっては、携帯電話へのテキストメッセージ、Eメール、アプリ等を通じて送られてくるコードを求められることがあります。
  • 決済サービスプロバイダによっては、ライアットサーバーとの通信過程において、自動で二要素認証を行えることがあります。この場合、認証を求めるメッセージは表示されません。
  • 決済サービスプロバイダによっては、「確実な本人認証」をまだ設定できていないことがあります。この場合、その決済サービスプロバイダがシステムを変更するまで、二要素認証を求めるメッセージは表示されません。

変更の一環として、現在保存されているクレジットカードまたはデビットカードの情報は削除されますので、保存していたカード情報が消えていても、ご心配には及びません。必要であれば、次回 RP を購入する際にカード情報をもう一度入力し、取引の間に再登録を行ってください。

この変更は段階を踏んで行われますので、購入の際すぐには支払い情報の再入力や二要素認証を求められない可能性があります。実際に変更があった際は、どうぞ慌てずに再入力、認証をお願いします。安全第一です!

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