リーグボイスチャットのトラブルシューティング

この記事ではリーグボイスチャットに関する問題のトラブルシューティングをご紹介しています。ここで示されている手順は、これまでにボイスチャットを使ったことがあるなら似たようなものを目にしたことがあるかと思います。

お使いのハードウェアに変更を加える前に、必ずクライアント内でボイスチャットが正しく設定されているかどうかを確認しましょう。クライアントの右上の歯車のボタンをクリックして「ボイス」セクションを選択してください。デフォルトでは「ボイスチャンネルに自動で参加」にチェックが入っています。このチェックを外すと、グループに参加するたびに毎回手動でボイスチャットに参加する必要があります。

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入力設定

入力モードはデフォルトで音声自動検出に設定されています。音声自動検出はマイク感度しきい値を使用します。数値が大きいほど、大きな声で話す必要があります。これにより環境ノイズが削減されますが、静かに喋る人は、このパーセンテージを低くする必要があります。

プッシュ・トゥ・トークはキーを押しているときにだけボイスチャンネルが開いて、あなたの声が聞こえるようになります。こちらを利用する場合は、楽に指が届くキーを設定しましょう(申し訳ありませんが、現在プッシュ・トゥ・トークにマウスボタンは利用できません)。

入力デバイスを選択

この設定では使用するマイクを設定できます。設定した録音オプションがシステムの既定のデバイスとして同期されます。PC によってはマイクが他に内蔵されていることもありますので、正しいマイクを使っているかどうかを確認してください。ここではマイクの設定しか行えませんので、フレンドの声が聞こえない場合は、システムの既定のデバイスを変更する必要があります。

フレンドにあなたの声が聞こえていないか、あなたにフレンドの声が聞こえていない場合

Windows

  • タスクバーの右下のスピーカーのアイコンを右クリックします
  • 「録音」を選択してメインで使用しているマイクが「既定のデバイス」に選択されているかどうかを確認します
  • 自分が喋ったときに右側のキャプチャーインジケーターが動くかどうかを確認してください。もし動いていないなら、マイク(またはヘッドセット)のミュートボタンかスイッチが押されていないかを確認してください
  • 既定のデバイスとして使用したいデバイスを選択して「プロパティ」をクリックします
  • 「詳細」タブをクリックして「アプリケーションによりこのデバイスを排他的に制御できるようにする」のオプションのチェックが外れていることを確認してください
  • サンプルレートを 16 ビット、44100 Hz に設定してください
  • 「サウンド」パネルに戻って「再生」を選択します(またはもう一度スピーカーアイコンを右クリックして「再生」をクリックします)
  • 使用したいスピーカーまたはヘッドセットが「既定のデバイス」に設定されていることを確認します
  • 既定のデバイスを右クリックして「テスト」をクリックします。使用しているスピーカーまたはヘッドフォンから音声が聞こえることを確認します

Mac

  • アプリケーションをクリックして「システム環境設定」を選択します
  • 「サウンド」をクリックします
  • 「出力」タブを選択して、使用するヘッドフォンまたはスピーカーが選択されていて、ミュートされていないことを確認します
  • 「入力」タブを選択して、使用するマイクが選択されていて、ミュートされていないことを確認します
  • 自分が喋ったときに入力レベルバーが反応するかどうかを確認してください。もし動いていないなら、マイクまたはヘッドセットのミュートボタンかスイッチが押されていないかを確認してください
  • それでも音声インジケーターが動かない場合は、ヘッドセット/マイクの製造メーカーのトラブルシューティングを確認する必要があります。

ヘクステック修復ツールを利用する

ゲームのオプションとハードウェアのオプションが正しく設定されているようであれば、ネットワークの問題が疑われます。ネットワークの問題を解決するにはヘクステック修復ツールが役立ちます。ツールをダウンロードして起動したら、最善の結果を得るために「Google DNS を使用」のオプションを選択してください。

ルーターのポート開放

ヘクステック修復ツールで問題が解決せず、マイクの設定が適切でもボイスチャットがうまく機能しない場合は、ルーターのポートを開放することをおすすめします。

お使いのコンピューターの IP アドレスに対し、以下のポートを開放してください。

  • TCP - 443 - ウェブサーバー用(HTTPS)
  • UDP - 1024 から 65000 のうちの 50 ポートを選択してください
    • ご注意: このポート範囲全体を開放する必要はありません。そのうちの 50 ポート(例:61000 から 61050)のみを開放してください。
  • UDP - ポート 6250、5060、5062

デバイスと周辺機器のトラブルシューティング

これらの手順を行ってもボイスが機能しない場合は、ヘッドセットかマイクに問題があるかもしれません。下の手順を行ってから、製造メーカーのウェブサイトで、さらなるトラブルシューティングを確認してください。

  • マイクとヘッドセットのコードが正しく接続されていることを確認してください。一部のマイクは、マイク 1 本とスピーカーに 1 本の合わせて 2 本のコードを接続する必要があります。また、接続している入力ジャックや USB ポートを変更してみてください。
  • ヘッドセットやマイクがミュートされていないことを確認してください
  • ヘッドセットでもボリューム操作が可能な場合は、そのボリュームが低くなり過ぎていないことを確認してください
  • マイクを使用しているかもしれない他のプログラムをすべて閉じてから、LoLを再起動してください

特別なルーターの設定

これは少し複雑ですが、特別なルーターの設定がボイスチャットに干渉している場合があります。これは「Session Initiation Protocol Application Layer Gateway」または SIP ALG と呼ばれています。SIP ALG がトラフィックを損なうと、ボイスチャットが機能しなくなる可能性があります。SIP ALG が存在するかどうかをテストするプログラムをこちらからダウンロードできます。ダウンロード後にファイルを開いて、OS が要求するすべての権限を許可してください。テストを実行すると true または false の結果が得られます。false だった場合は、SIP ALG について心配する必要はありません。true だった場合は、ルーターの取扱説明書から設定の場所を見つけてオフにしてください。一般的なルーターの SIP ALG 設定の場所は以下のとおりです。

Asus:詳細設定 / WAN -> NAT Passthrough にある「SIP Passthrough」のオプションを無効にしてください。

Billion:NAT または ファイアウォールの設定内の SIP ALG オプションを確認してください。

D-Link:「詳細」 -> 「Application Level Gateway (ALG) Configuration」にある「SIP」オプションのチェックを外します。

DrayTek:Vigor2760 デバイスは、ネットワーク -> NAT -> ALG の通常のインターフェース内にオプションがあります。その他の DrayTek デバイスは取扱説明書をご覧ください。

Huawei:SIP ALG 設定は通常は「セキュリティ」メニュー内にあります。

Linksys:「詳細」の「管理者」タブ内の SIP ALG オプションを確認します。この設定を変更しても上手くいかない場合は、SPI Firewall のオプションも無効にする必要があるかもしれません。

Netgear:「WAN」設定内の「SIP ALG」のチェックボックスを探してください。Port Scan と DoS Protection も無効にしておく必要があります。VoIP フォンの設定内の STUN を無効化してください。

SincWALL Firewall:「VoIP」タブの「Enable Consistent NAT」を有効にして、「Enable SIP Transformations」のチェックを外してください。

Speedtouch:一部の Speedtouch ルーターでは SIP ALG を無効にするために telnet コマンドを使用する必要があります。製造メーカーの取扱説明書を参照してください。

Zyxel:ネットワークまたは詳細 -> ALG から、「Enable SIP ALG」と「Enable SIP Transformations」のオプションのチェックを外してください。

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