カ=ジックスが進化し続けるように、リーグ・オブ・レジェンドは常に新しいチャンピオンを追加し、グラフィックやエフェクトを向上させています。アップデートの多くは、その時点で最新のグラフィックカードやオペレーティングシステム(OS)を使用します。そのため、旧バージョンのソフトウェアを使用している場合には、次のような問題が発生する可能性があります。
- ゲームが強制終了してデスクトップに戻される
- ゲームが強制終了した後、クラッシュエラーが表示される
- ゲームを起動しても画面が真っ暗なままで、正常に起動しない
- ゲームがフリーズして、デスクトップにも戻らず、操作を一切受け付けなくなる
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ビデオドライバの更新が大切な理由とは?
ビデオカードドライバ(グラフィックカードの動作に必要なソフトウェア)には、重大なバグの修正や最適化のための情報が含まれています。ほとんどのグラフィックカードにはドライバが同梱されていますが、多くの場合、実際に使用を開始する頃にはアップデートが必要な状態になっています。新しいビデオカードのインストール時や、新しいコンピューターを使い始める際には、最新ドライバをインストールすることが重要です。
アップデートの方法はご使用のビデオカードによって異なりますが、大手3メーカー(NVIDIA、AMD、Intel)のビデオカードを使用されている方が多いことから、ここでは上記3社の基本的なアップデート方法をご案内します。
グラフィックカードの確認方法
- Windowsキー + Rを押します([ファイル名を指定して実行]ウィンドウが開きます)。
- dxdiagと入力し、Enterキーを押します。
- [ディスプレイ]タブを選択します。
- ウィンドウの左上にグラフィックカードの名前とメーカーが表示されますので、メモしておいてください。
グラフィックカードの大手メーカーは、コンピューターをスキャンしてドライバを自動で更新するサービスを提供しています。このサービスには以下のリンクからアクセスできます。
AMD
NVIDIA
Intel
DirectXをアップデートする
DirectXは、Microsoftが開発したアプリケーションプログラミングインターフェース(API)のセットです。このAPIは、アプリケーションがコンピューター上のハードウェアの詳細を把握していなくても、そのハードウェアとやりとりができるようにするものです。DirectXは多くのアプリケーションに使用されていますが、中でもハードウェアに大きく依存するゲームには欠かせないものです。
DirectX9のサポート終了
ゲーム全体の安定性をより良く維持するため、2024年5月1日のパッチ14.9ではリーグ・オブ・レジェンドとチームファイト タクティクスにおけるDirectX9のサポートが削除される予定です(これは延期される可能性があり、その場合はこの記事を更新します)。プレイを続けるためには、それまでにDirectXのバージョンを更新するか、必要に応じてハードウェアをアップグレードしてください。
DirectXのアップデートが必要な理由
古いバージョンのDirectXを利用していると、リーグ・オブ・レジェンドとハードウェア(グラフィックカード、マウス、キーボード、スピーカーなど)がやりとりする際に問題が発生します。ドライバが強制終了したり、キーボードやマウスの操作が認識されなくなったり、音が切れたりと、様々な問題が生じる可能性があります。
DIRECTXの最新版をインストール
http://support.microsoft.com/kb/179113
お使いのWindowsによって最新版が異なりますのでご注意ください。詳細については上記リンク先のMicrosoftの記事をご覧ください
注意:Microsoftは、2014年4月8日をもってWindows XPのサポートを終了しています。上記のリンクから適切なバージョンのDirectXを取得できない場合、オペレーティングシステム(OS)をアップグレードしていただく必要があります。詳しい情報については以下のリンク先をご参照ください。
Windowsが最新の状態であることを確認する
多くの場合、Windowsをアップデートすることで、アプリケーションの強制終了につながるオペレーティングシステム(OS)やDirectXの不具合を修正することができます。Windowsのアップデートに関しては、Microsoftの記事をご参照ください。
http://windows.microsoft.com/en-us/windows-vista/install-windows-updates
注意:Microsoftは、2014年4月8日をもってWindows XPのサポートを終了しています。そのため、このバージョンのWindowsでは自動アップデートを利用できないので、オペレーティングシステム(OS)をアップグレードしていただく必要があります。詳しい情報については以下のリンク先をご参照ください。
.NET Framework 3.5を手動でインストールする
.NET Frameworkとは、Microsoftが開発したソフトウェアライブラリで、主にMicrosoft Windowsで動作します。リーグ・オブ・レジェンドをプレイするには.NET Framework 3.5のインストールが必要です。リーグ・オブ・レジェンドを正しく動作させるためには、たとえ既に4.0がインストールされていたとしても、3.5バージョンが必要となる場合があります。.NET Framework 3.5のダウンロードとインストールはこちらから行えます。
クリーンブートの実行方法
注意:Windows 8、8.1、10でクリーンブートを行う際は、こちらのMicrosoftの記事の手順に従ってください:http://support.microsoft.com/kb/929135
アプリケーションの中でも、特にオーバーレイを使用するソフトウェア(Skype、Teamspeak、Steamなど)は、リーグ・オブ・レジェンドが強制終了する原因となることがあります。これらのアプリケーションを閉じる、または無効化した上でカスタム戦をプレイしてみることで、こうしたアプリケーションがリーグ・オブ・レジェンドの強制終了を引き起こしてるか調べることができます。
それ以外の方法で、リーグ・オブ・レジェンドに抵触しているアプリケーションがあるか確かめたい場合は、Windowsのクリーンブートをお試しください。以下に手順をご案内します。
最低限必要なプログラム以外を無効化する
- Windowsキー + Rを押します
- メニューの下にある文字入力バーにmsconfigと入力します
- サービスタブをクリックします
- 誤って重要なプロセスを無効にしてしまわないように、Microsoftのサービスをすべて隠すにチェックを入れます
- すべて無効ボタンをクリックします
- スタートアップタブをクリックします
- すべて無効ボタンをクリックします
- 適用ボタンをクリックします
- OKボタンをクリックします
- コンピューターを再起動します
グラフィックカードがリーグ・オブ・レジェンドの動作に干渉していないか調べる
通常、NVIDIAはNVIDIA Control Panel、AMDはCatalyst Control Centerを使ってグラフィックの設定を変更できます。ところが、これらのプログラムで行う設定は他のアプリケーションの設定より優先されるため、リーグ・オブ・レジェンドの動作を妨害してしまうことがあります。グラフィックカードを初期設定に戻せば、各アプリケーションでグラフィックの設定を管理できるようになります。やり方は以下のとおりです。
NVIDIA Control Panel
- デスクトップ上で右クリックして、NVIDIA Control Panelを開きます。
- 3D設定の管理を選択します。
- 初期設定に戻すをクリックします。
Catalyst Control Center
- デスクトップ上で右クリックして、Catalyst Control Center(VISIONセンターとも呼ばれます)を開きます。
- 設定を選択します。
- 出荷時のデフォルト設定に戻すをクリックします。
ビデオ設定を調整する
ビデオ設定を最小にすることで画面上のエフェクトを減らし、強制終了を回避できる場合があります。設定を少しずつ変更し、動作と画質のバランスがよくなるよう調整してみてください。そのためには、まずそれぞれの設定を最小にします。ビデオ設定にアクセスするには、ゲーム内でESCを押してビデオを選択してください。
- 設定:カスタム
- 解像度:デスクトップの解像度に一致
- キャラクターの品質:非常に低い
- 環境の品質:非常に低い
- 影:影なし
- エフェクトの品質:非常に低い
- フレームレート設定:60 FPS
- 垂直同期:チェックをはずす
- アンチエイリアス:チェックをはずす
また、インターフェース設定を変更すると、ハードウェアへの負担を軽減できます。このオプションにアクセスするには、ゲーム内でESCを押してインターフェース設定を選択してください。
インターフェース設定を調整する
- [HUDアニメーションの有効化]のチェックをはずします
- [攻撃時ターゲットフレームを表示]のチェックをはずします
- [方向指定スキルをライン状に表示]のチェックをはずします
- [射程距離を表示]のチェックをはずします
注意:変更した後は、まずカスタム戦(ボット戦、または1人戦)で新しい設定をお試しください。
デバッグバージョンのDirect Xとは?
DirectXが使用されるゲームの開発者は、不具合を解決するためにデバッグバージョンのDirectXを使います。これは通常使われるものではありませんが、まれにプレイヤーがデバッグバージョンに切り替えたまま戻すのを忘れてしまっていることがあります。
DirectXのデバッグや開発について詳しくは、以下のMicrosoftの記事をご参照ください。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/hh309467(v=vs.85).aspx
リーグ・オブ・レジェンドへの影響
デバッグバージョンのDirectXが原因となるリーグ・オブ・レジェンドの不具合の例:
- マップ全体が戦場の霧に覆われる
- アニメーションがなくなる(茂みの動きなど)
DirectXのデバッグバージョンを無効化する方法
- Windowsキーを押して、「DirectXコントロールパネル」と入力します。
- DirectXコントロールパネルを開きます(64-Bitの方を選択しないようにご注意ください)。
- [Direct3D 9]タブをクリックします。
- [リテールバージョンのDirect3D 9を使用する]が選択されていることを確認します。
- [適用]をクリックし、[OK]をクリックしてウィンドウを閉じます。
それでも問題が解決しない場合
上記の方法で問題が解決されない場合は、お手数ですがプレイヤーサポートチームまでお問い合わせください。問題への迅速な対処のため、お問い合わせの際は下記のログファイルを添付していただくようお願いします。
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オペレーティングシステム(OS)のアップデート
多くのオペレーティングシステム(OS)のアップデートには、深刻なバグの修正や、ゲームがより安定して動作するようになるグラフィック関連の機能拡張が盛り込まれています。頻繁に強制終了が発生する場合は、ソフトウェアのアップデートによって解決する場合があります。
- 画面左上のAppleアイコンをクリックし、「このMacについて」をクリック。「ソフトウェア・アップデート…」を選択します
- App Storeが開き、OS XとApp Storeで利用可能なアップデートが表示されます。OS Xのアップデートはリストの一番上に表示されます。
- 「すべてアップデート」をクリックし、利用可能なソフトウェア アップデートをすべてインストールします。要求された場合は管理者名とパスワード入力し、その後、Apple IDとパスワードを入力します。
- 必要な場合は、システムを再起動します。
Macの管理者設定とファイル、フォルダへのアクセス権について
Mac版リーグ・オブ・レジェンドは管理者権限を必要とします。管理者権限がない場合、リーグ・オブ・レジェンドのプレイだけでなく、インストールやパッチの適用にも支障をきたす可能性があります。また、リーグ・オブ・レジェンドのインストールに必要なファイルやフォルダへのアクセス権が正しく付与されていない場合もあります。
適切なアクセスレベルが設定されているかどうかは、下記の手順で確認することができます。
ユーザの管理者権限を変更する
- 画面左上のAppleアイコンをクリックし、「システム環境設定…」を選択します
- 「ユーザとグループ」をダブルクリックします
- 画面の左パネルに登録されているアカウントの一覧が表示されます。あなたのアカウントに「管理者」と表示されていない場合、以下の手順に従って管理者アクセスを有効化する必要があります:
- まず、画面左下にあるロックアイコンをクリックします
- ポップアップが表示されたら、管理者アカウントでログインします
- あなたのアカウントの下にある「ユーザにこのコンピュータの管理を許可」にチェックを入れます
- 再度リーグ・オブ・レジェンドを起動し、問題なくパッチが適用できるか確認してください
情報ウインドウからフォルダへのアクセス権を設定する
- リーグ・オブ・レジェンドのインストール先を探します。インストール先がデフォルトのままであれば、Cmd + Shift + Gキーを同時押しし、そこに「/Applications/League of Legends.app/Contents/」の文字列をペーストしてください
- Cmd + Iのキーボードショートカットを使って情報ウインドウを表示します
- 情報ウインドウ内の「共有とアクセス権」セクションを開いてください
- あなたのアカウントの横にある「アクセス権」欄が「読み/書き」に設定されていることを確認してください。そうなっていなかった場合は、以下の手順に従って変更してください。
- ウインドウの右下にあるロックアイコンをクリックし、パスワードを入力します
- あなたのアカウント(アカウント名の末尾に「自分」と表示されているもの)の横にある「アクセス権」欄をクリックします
- ドロップダウンリストから「読み/書き」を選択してください
システム管理コントローラ(SMC)をリセットする
システム管理コントローラ(SMC)は、Macの電源関係を管理するシステムです。SMCは、ファンの制御、ディスプレイやキーボードのバックライト、電源ボタンの反応、グラフィックカードなどに作用します。
ソフトウェアのアップデートの問題、電圧異常、熱暴走などで、SMCが破損する場合があります。SMCをリセットすると、グラフィックカードに供給される電圧もリセットされます。
Macの機種ごとのSMCリセット方法に関する詳細は、Apple公式のSMCリセットに関するページをご覧ください。
http://support.apple.com/kb/HT3964注意:バッテリー駆動中にバッテリーの残量が少なくなると、FPSの値が大幅に下がることがあります。これは、ご使用のラップトップに電源アダプタを差し込むと解決できる場合があります。ディスクリートGPUを使用して、ビデオクオリティの設定を高くしている場合、バッテリーの減りが早くなることがあります。リーグ・オブ・レジェンドをプレイする際には、できるだけ電源に接続しておくことをおすすめします。
NVRAMをリセットする
NVRAMとは、電源を落としても記憶内容を保持し続ける記憶装置のことです。MacはNVRAMにいくつかの設定を保存しています。これらの設定により、リーグ・オブ・レジェンドに不具合が発生することがあるので、リセットすると問題が解決する場合があります。NVRAMは以下の手順でリセットできます。
- Macの電源を切ります。
- キーボード上で次の各キーの場所を確認します:Command、Option、P、R(起動の際、これらのキーを同時に押し続ける必要があります)。
- 電源を入れます。
- グレーの画面が表示される前に、Command、Option、P、Rキーを同時に押し、そのまま押し続けます。
- コンピューターが再起動し、二度目の起動音が鳴るまでキーを押したままにしてください。
- キーから指を離します。
NVRAMをリセットすると、いくつかの設定がデフォルトに戻っていることがあるので、設定し直さなけばならないことがあります。NVRAMについての詳しい情報は、Appleのサポートをご参照ください。
http://support.apple.com/kb/HT1379
ビデオ設定を調整する
ビデオ設定を最小にすることで画面上のエフェクトを減らし、強制終了を回避できる場合があります。設定を少しずつ変更し、動作と画質のバランスがよくなるよう調整してみてください。そのためには、まずそれぞれの設定を最小にします。ビデオ設定にアクセスするには、ゲーム内でESCを押してビデオを選択してください。
- 設定:カスタム
- 解像度:デスクトップの解像度に一致
- キャラクターの品質:非常に低い
- 環境の品質:非常に低い
- 影:影なし
- エフェクトの品質:非常に低い
- フレームレート設定:60 FPS
- 垂直同期:チェックをはずす
- アンチエイリアス:チェックをはずす
また、インターフェース設定を変更すると、ハードウェアへの負担を軽減できます。このオプションにアクセスするには、ゲーム内でESCを押してインターフェース設定を選択してください。
インターフェース設定を調整する
- [HUDアニメーションの有効化]のチェックをはずします
- [攻撃時ターゲットフレームを表示]のチェックをはずします
- [方向指定スキルをライン状に表示]のチェックをはずします
- [射程距離を表示]のチェックをはずします
注意:変更した後は、まずカスタム戦(ボット戦、または1人戦)で新しい設定をお試しください。
それでも問題が解決しない場合
上記の方法で問題が解決されない場合は、お手数ですがプレイヤーサポートチームまでお問い合わせください。問題への迅速な対処のため、お問い合わせの際は下記のログファイルを添付していただくようお願いします。